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MAKIKURA報告&告知

5/21日曜日、熱中症になりそうな晴天のもとで第2回目のMaKiKuRa主催の薪割りワークが開催されました。

参加者は、MaKiKuRa設立メンバーの4人中3人といつもご一緒しているお一人を加えて4人。10時から始まり5時近くまで皆さん精力的に動いていました。
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場所は藤野地区名倉のいつもの場所。梅雨を超えて草が生え始める前に早めの片付けが必要な場所でした。去年は草刈りから始めたという大変だった記憶が頭をよぎったので作業が随分進んでホッとしました。

さて、今回は、チェーンソーを使った玉切り作業を終わらせる!という目標を立てて、薪割り機の出番はまた次回にすることにしました。割ったものを持って帰れない寂しさはあるものの、玉切りする原木もたくさんあるし、切ったものを動かすのも一苦労ということでこの二つの作業に集中することに。

この結果、1日で山のような薪が出来ました。これ、次の作業日に割り切れるかな!?というほどです。皆さんの汗の結晶ですね。ただ、私は帰った後に軽い熱中症になったので、この時期からは十分な水分補給が必須だと体感しました。

さて、今回の準備のおかげで、次回は大大薪割り大会となりました。いっぱい働いて山のような薪を持って帰ることになりそうです。次回は6/24梅雨に入ったのが気になる点ですが、1日天気が持つといいなぁ。

参加希望の方は下記までご連絡下さい。
makinowa.fujino@gmail.com (担当; ます)
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CoToLi project 始動!!

森部メンバーでもあるスタジオY.E'Sの家具職人さん達を中心に「CoToLi project」が始まりました!

「CoToLi projectってなに?」

里山で伐った木の製材、加工、最後の利用までの流れを小さく作って行くプロジェクトです。
藤野以上の山間地、山梨県上野原市秋山。そのまた奥にある、森と沢に囲まれた家具工房スタジオY.E'S。ここには様々な想いとスキルを持った人たちが集まってきます。そして、周囲には数十年もの間、手入れが十分にされてこなかった里山と、使い手がいなくなってしまったけれど、創業者の 想いの詰まった製材所があります。こんな要素が絡み合って出来たのがCoToLi project。今年の4月、スタジオY.E'Sでのランチミーティングから始まりました。

近くの山主さんの1ヘクタール弱の森を整備しながら木を搬出。そして、その木を近隣の製材所で製材。スタジオY.E'Sの協力のもとに最終加工して製品化。以上がプロジェクトの流れです。
家具はもちろん、住宅などのリノベーションのための材料も提供して行く予定です。森から始まって街に繋がる、小規模だけど、だからこそ利用者が森にまで想いを寄せることができるようなプロジェクトを目指しています。

これから9月まで、月1回イベントを開催しますので、森部のイベントも合わせ、是非よろしくお願いします!「こんなところで木を使ってみたい!」といった御要望も大歓迎です!

「初イベント開催」

さて、5月13日にそのCoToLi projectの初イベントが開催されました。

参加者はスタッフ含めて22名。プロジェクト説明に始まり、早速皆さん一緒に近所の森に入りました。皮むきの説明を一通りした後は、まずは体験ということで、用意したノコギリと竹べらを使って杉の皮を剥いて頂きました。剥き始めるまでに難儀していたグループもありましたが、それぞれのペースで、楽しんでいました。

結果として、20本の杉、ヒノキの皮むきができました。参加者の半数は女性が占め、小学生と保育園児も。作業中の若い女性の歓声に場も和み、作業後の子供たちの饒舌さには驚かされました。森の中での皮むきが皆さんの中にある何かを刺激してくれたのではないかと思います。
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この日はあいにくの雨の中での作業となりましたが、申し込みをして下さったみなさまは全員参加でした。皆さん風邪を引いていないことを祈ります。ちなみに私は軽い風邪になりました。雨対策は必須ですね。

皆さんがハッスルした皮むきのあとはお待ちかねの山菜の天ぷらランチ。美味しい天ぷらの数々に皆さんとの会話も弾みました。

「どうして皮むき間伐?」


皮むき間伐では、伐採するまで、立ち枯れた木が森の中で支え木として残ります。そして伐採する頃には、天然乾燥して軽くなっています。そこで、 一気に伐採をすると残した木にも悪影響が出そうなケース、急傾斜など、重い生木のままでは搬出しにくい、 というケースで、この方法を取っています。また、皮を剝くという、老若男女が関われる安全性の高い間伐方法であることも、多くの人たちと一緒に夢を実現していきたいという私たちのプロジェクトに向いているんじゃないかと思っています。
ちなみに4月から9月は気が水を勢いよく吸い上げる成長時期で、木の皮を剥いて立ち枯らしさせる間伐方法が一番やりやすい時期です。針葉樹でも杉は特に皮が剥きやすい樹種です。

「次回以降のイベント日程」
内容は予定ですので変更する場合があります。参加申し込みの際にご確認下さい。
6/17 皮むき間伐と森の健康診断
7/15 皮むき間伐とそうめん流し
8/19 皮むき間伐と森の小演奏会
9/2 皮むき間伐と間伐伐採講習会(チェーンソー初級講座)
また、各回終了後の森のスプーン作りワークショップは常時受け付けています。

飯能にある「浅見鉄工」の薪ストーブがスゴかった!

もうすぐ春分の日ですね。森部は冬休み中ですが、そろそろ動き出す準備を始めました。

というわけで、山を越えて埼玉県飯能市を訪れ、浅見鉄工の薪ストーブを見学してきました。
寒さキビしく、森に囲まれた藤野は、密かに薪ストーブ人口が多い地域です。でも、スギ・ヒノキの人工林にたくさんある間伐の必要な樹がそこに利用できるとよいのですが、実はスギやヒノキは薪ストーブにはあまり使われていません。針葉樹の薪は炉内が高温になるので、特に鋳物で作られたストーブは傷みやすいと言われているからです。
浅見鉄工のストーブは、開発者でもある社長さんの「間伐材を活用して、森の整備を進めたい」という思いから作られました。

鉄工所を覗いてみると、そこにいた開発者でもある社長さんと、その娘婿さんがボンボン薪を燃やしてました。
分厚い鉄板で作られた浅見鉄工の薪ストーブは高温に強く、1200度くらいまで十分に耐えられるとのこと。
もちろん、スギやヒノキも余裕で燃やせます。
社長さん達が燃やしていた薪は何と、伐ったばかりのスギ。燃えながら、木の表面からジュウジュウと水が出ているジューシーな生木です。
ストーブの入口は広く、奥行きもあるため、丸太は斧で割ることもなく、太く長いまま、ぶっこんでいました。
鉄板ストーブ

生木でも燃える秘密は、ストーブの底に溜まった灰にあります。
普通の薪ストーブは、薪が燃える部分と、灰が落ちる部分とが仕切られていますが、浅見鉄工のストーブは、底に溜まった灰の上で薪が燃えています。囲炉裏をヒントにした工夫で、溜まった灰の中の「熾き火」効果によって、通常燃えにくい生木でも着火しやすくなっているそうです。
カニ型やカエル型など、可愛くて個性的なストーブも色々。オーブンやピザ窯など、オーダーメイドで形も機能も色々変えられます。
ストーブは社長さんと娘婿さんと二人三脚で、実験・検証を重ねながら現在も進化中。
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見た目は人の良いダルマみたいな社長さん。見た目通りの気さくな方で、ふらっと立ち寄った我々を自宅に招き、薪ストーブの効果を体感させてくれました。
この日はかなり寒い日でしたが、社長宅に入ると玄関から既に暖かい。そして、ストーブの置いてある和室は10畳以上はありましたが、汗ばむくらい暑くなっていました。 社長さんは冬でもTシャツで過ごしているそうです。

薪ストーブ導入を考えている方は、是非、浅見鉄工のストーブ、検討してみて下さい。

あっという間に今年もお仕舞い。

年が変わる前に、慌てて今月の活動の報告です。
12月6日は、「名倉」地区の相模川沿いの林の整備をしました。

道路脇のケヤキやスギ、ヒノキなどの枝打ちや、下層の灌木の伐採、川の方に少し下った、来夏にBBQ開催予定地での下刈など、老若男女、地元の方が30名以上も集まっての作業となりました。

この日、主催の「なぐら談会」は団塊の世代を中心とした地元のおっちゃん達です。森部は協力という形で4名が参加。

枝打ち班では、高所作業に長けた地元の電気屋さんが長梯子でスルスル登り、10m以上の高所から枝打ちを繰り返しました。
更に、道路際では高所作業車を使っての本格的な作業に!
おかげで道路にかぶった木の大半は、散髪されてスッキリ。
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道路を下った森の中では、草刈り機も活用。皆さんバリバリ精力的に動きまわって木や草を刈り、すっかり風景が変わって見晴らしがよくなりました。
これならバーベキューをやっても気持がよさそうです。

この場所は道路脇のため、不法投棄のゴミが多いのが残念ですが、景色が良くなれば、ゴミ捨ては控えようと思ってくれるかな?
思ってくれますね。きっと。

今月は活動日外の日に、関野で育てた稲を刈りました。
ずいぶん遅い稲刈りですが、種蒔きが遅れたこともあり、なかなか稲穂が色づかなかたのです。
しかし今年は稲が草に負けてしまい、寂しい収穫量に!!
来年こそは、草に負けない強い稲をたくさん育てまっせ!
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では、皆さん良いお年を。

11/15 森のお医者さんになろう「ふじの自然学校 里山体験講座」報告~ついに上まで空気が通る!~

「抑え込むから反発する力が強くなる」

この日は参加者約30人という大所帯。関野の整備を始めて以来、矢野さん講座では最多の人数です。午前中は雨予報でしたが、30人の強烈な思いが通じたのか、開始時にはすっかり雨があがり、青空が広がり始めていました。
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まずは、いつものように中央高速の高架下で、周辺環境の変化の説明。橋脚周辺は、以前はホコリっぽく、土が舞っていたのですが、今では土の団粒化が進み、あまりホコリが立たなくなっています。
最初の作業は、橋脚の周辺に生い茂っていたササや雑草の刈り取り。刈り方はいつもの矢野流「風の草刈」です。ササも草も根元からは刈りません。ササは曲げてみてグニャリと曲がる部分「圧の変わり目」で刈っていきました。地上部と地下は密接につながっています。地上部を刈って隙間ができると、土の中にも隙間ができます。土の中に空気が通ると必死に頑張って呼吸をする必要がなくなるからでしょうか。根が細根化していくそうです。
これに対し参加者から、「根元から切った方が伸びるまで時間がかかるのではないですか?」と当然の質問。矢野さんの回答は「抑え込むから反発する力が強くなるんです。下から切ると必死に伸びて光合成をしようとしますが、圧の変わり目で切れば、その状態で安定します」。下の方の枝葉が残っていれば光合成はできるので、それで暴れず大人しくなるそうです。しかし「このヤロー!と思っている草も、だんだん仲間のように思えてきます」という矢野さんの境地に至るのは、凡人にはなかなか難しそう。

続いてはフィールドに登って、周辺の草刈や、空気通しのための溝掘りです。
草を刈ることで「大地が静かな緩やかな呼吸をする手助けをしているんです」とのこと。軽くなでるように草を刈って、「落葉が降り積もるような」空間にしていきました。人から見るとやってもやらなくても変わらない、軽く表面をなでるような草刈ですが、人間よりずっと小さな植物から見れば大きな変化です。
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フィールドを横断する水路には、所々に深い穴が掘ってあります。この深みは以前の講座で掘った「大地の呼吸穴」。矢野さんがヤンバルの大ウナギに教えてもらったという手法です。深く穴を掘ることで、大気圧で空気が押されます。土の中に生じた空気の動きによって、水も動かされ、滞留していた水が土の中に浸透していきます。この小さな点の動きに引っ張られ、やがて沢全体の水脈が動き始めるのです。

フィールド内には棚田の名残で石垣が積まれ、階段状の地形が作られています。石垣を通じて上段からの空気と水が出てくるので、石垣際に空気通しの溝を掘っていきました。私はあまり石垣に寄せて溝を掘ると崩れそうな気がして、少し離れた場所に溝を掘っていたのですが、石垣の際を掘った方がよいとのこと。空気が通れば、周りの植物の根が石垣を支えるように張ってきて、崩れることなく安定するそうです。溝の中には、泥こし用の枝葉を入れておきました。
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この日は参加者の頑張りのおかげで、フィールド最上部の沢口まで空気通しの整備が進みました。谷がぶつかり合う場所での風通しをよくすれば、沢全体の環境が改善し、水も回復していくとのことで、これからの変化が楽しみです。試験的に復活させた田んぼは、現在水量が少なく、イセヒカリを陸稲として栽培していますが、いつの日か水を湛えた田んぼが復活してくれるでしょうか。

 参加者の皆さん、今回はゆっくり自己紹介をし合ったり、感想をシェアする時間がなくなってすみません。おかげで空気が通ったので、またフィールドの変化を見に来て下さいね。
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