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ふじの自然学校 地域恊働講座 7/31

森とひと、街と山、いのちを繋ぐ森部の活動へ!
「ふじの自然学校 地域恊働講座 7/31」

■日時; 7月31日(土) 9時〜16時
地域の方々と一緒の作業のため少し早めの集合時間です。
また、午前中のみ、午後のみの希望がある場合は事前にお知らせ下さい。
お子さんも一緒の場合でも歓迎です。
■場所; 相模原市緑区名倉
■集合場所; 藤野駅(改札出て正面の階段を降りた所にあるコンビニ前)
■集合時間; 8:40
■参加費; 1000円(お弁当代として) 大学生以下無料
■持ち物:飲み物、軍手、タオル、 雨具(小雨決行)、保険証
※お持ちでしたらご持参下さい (のこぎり、ノコ鎌、ナタ、剪定ばさみ)
■服装:長袖、長ズボン、歩きやすい靴、帽子
◼︎蜂や蛇など山の生物が多く共存したフィールドです。
濃い色の帽子や洋服は避け、虫さされ、怪我防止のため長袖、長ズボンでおこし
下さい。
■主催:トランジション藤野 森部

■お申し込み・お問合せ先
fujinomoribu@gmail.com  担 当:ます
申込み〆切 7月26日(火)まで。
午前のみ、午後のみ参加でお弁当が必要ない方は7/28まで

申し込み時に下記をご連絡下さい。
1、お名前(フルネーム)
2、参加人数
3、ご本人、及びご家族への緊急連絡先電話番号
4、当日の交通手段(電車、車)
5、参加理由やご質問など何かございましたらご記載ください
皆さまのお申し込みをお待ちしています。

これまでの活動内容は下記のブログをご覧下さい。
http://ttfujinomoribu.blog.fc2.com/

7/2(土)森部体験デー

7/2(土)、森部で日頃活用させて頂いている関野の森で、遊びながら森の整備をします。
楽しみながら、ついでに森を甦らせて下さい。
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<内容>
午前:森の宿便解消~水脈整備でスッキリ体験~
 沢に詰まった土砂を取り除いたり、草刈りをしたりして空気や水の流れをよくし、森の宿便解消!
午後:(希望に応じて内容は変更)きらめ樹間伐体験、チェーンソーで伐採体験、木登り体験、食べられる雑草探索、木彫り体験、森の別荘作り(シェルター作り)

以上のプログラムから、希望の多いものを幾つか実施。
参加費は保険代として300円頂きますが、それ以外はスタッフのスキルが足りないプログラムもあるので、投げ銭式とします。
講師の座を奪ってくれるのも歓迎!
その他、持ち寄り企画大歓迎です!

参加費:保険代300円+投げ銭ワークショップ0円~∞
集合 9:00 藤野駅
解散 15:30
お申し込み:fujinomoribu@gmail.com

5/7「春の田んぼで水脈整備」~川が詰まり過ぎて田んぼにたどり着けずの巻~

この日は約半年ぶりの水脈整備。
矢野さんのお弟子さん、石崎さんから御指導を頂きました。
杜の園芸には、矢野さんの技術を引き継ぐお弟子さん達が育ちつつあります。頼もしい!

久々に水脈整備をする沢はもう激しく詰まってました!
この冬、重たい雪や強風でたくさんの枝葉が折れてしまったこともあってか、あちこちに落ち葉や枝が詰まっています。特にスギ林の下はスギの枝葉で川面が完全に埋まってしまい、川が窒息寸前です。
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川に落ちた有機物が腐敗し始め、ドブの匂いがする個所も!この川でドブの匂いを嗅ぐのは久々です。
積もりに積もった土砂や枝葉をスコップ取り除いて空気と水を通し、自然の流れを意識して、川を蛇行させていきました。
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整備を始めた3年前と比べれば空気は流れ、水もきれいですが、一度壊れてしまった自然が本来の機能を取り戻すには、やはり継続的なメンテナンスが必要だと痛感。

所々にグライ土と言われる青灰色の土も見られます。
これは、土の中の鉄が還元されて青色を帯びた状態で、酸素不足の証拠。
グライ土の中に植物が生えている部分をよく観ると、植物の根の周りだけ、赤色になっています。
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これは空気に触れた鉄が酸化した状態。
空気が通るようになると、グライ土も元の色に戻っていきます。

この日は田んぼ周りの水脈整備と稲の種まきまで行う予定でしたが、川の空気と水の流れを取り戻すのを優先したため、田んぼまでたどり着けず、涙を飲みました。

おやつの時間には、食べられる野草を生食い。
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フィールドにはセリ、カンゾウ、ミツバなど、食べられる雑草も色々生えてます。
今度はゆっくり野草パーティでも開催したいものです。

5/7 「春の田んぼで水脈整備」

「春の田んぼで水脈整備」
今年度も関野フィールドで里山再生していきます!
ということで、5/7は恒例の水脈整備による環境再生講座。
今回は講師として、矢野智徳さんの経験と技術を受け継ぐ次世代の希望、矢野さんJrに来て頂く予定です。
オフシーズンの間に詰まった水脈を解放し、森の空気と水の滞りを解消してスッキリさせます。
昨年、一昨年と不作だった田んぼのお米も、今年は何とか成功させたいところ。
ついでに、お昼御飯として、その場で採った山野草も食べちゃうかもね。

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■日時
5月7日(土)
10時ー17時
■場所
相模原市緑区小渕 
■集合場所
藤野駅
■集合時間
9:30
■参加費
1,500円(保険込み)
学生500円、保護者同伴で高校生以下は無料

■持ち物:お弁当、着替え、軍手、長靴、タオル、水筒、雨具、保険証
※あればお持ちください(のこぎり、ノコ鎌、剪定ばさみ)
■服装:汚れても良い服(ヤッケがお勧め、長袖、長ズボン)、長靴、帽子

◼︎蜂や蛇など山の生物が多く共存したフィールドです。なるべく黒い帽子や洋服はさけて、長袖長ズボンでおこし下さい。

■主催:トランジション藤野 森部

■お申し込み・お問合せ先
fujinomoribu@gmail.com
担当:伴

10/10 ふじの自然学校里山講座レポート

10/10にふじの自然学校、里山整備講座を開催いたしましたのでご報告いたし ます。

この日は、学習院大学経済学部の眞嶋ゼミの学生さんた ち20名をお迎えし、一般参加者の方を加えて大勢の方にご参加いただきまし た。これまでにない大勢の若者たちとの作業で、いつになく賑やかな講座となりました。

午前中は、二班に分かれての作業となりました。一つは立ち枯れた栗の 木の伐採作業へ、そしてもう一つは里山再生の体験へと向かいました。

栗林班は、車で分乗して目的地まで行きました。希望を聞いて10名 の学生さんにご参加いただきました。女性二名含む。作業としては、里山に広がる栗林の一部が立ち枯れていたため、当日はそのうち二本 を伐採、玉切り、運搬 までを目標としました。最初に、その栗林がどのような経緯で森部に整備を任されたのか?や道具の使い方などについてレクチャー。伐採 用のチェーンソーの説 明もし、興味のある学生さんには危なくない範囲で作業にも挑戦していただきました。都会ではなかなか体験できないことなので、学生さ んたちも興味津々で話 を聞いていただきました。作業時間は二時間程度でしたが、皆さんのてきぱきした、流れるような作業のお蔭で予定時間内にすべての作業 が終了。運搬もできた ので、薪割り体験もやって頂きました。女子学生も含め皆さんで。斧の自重で薪を割っていくイメージなので、意外と女性の方が、力がう まく抜けていて割れて いたり、皆さん四苦八苦しながら上手に割っていました。
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里山再生班は、水脈整備と草刈りの作業へ。いつもの関野フィールドで す。講師は杜の園芸の小山さんとで開催されました。小山さんは、矢野さんのお弟子さんです。3年 以上のベテランさんです。水脈整備とは、周辺にある人工構造物(コンクリートなど)の影響よって、林地の土壌が固く締まってきている 状態を改善するための 手法です。土の中には縦横無尽に水と空気の道が走っていますが、その毛細血管のような道がずたずたになってしまっているので、その蘇 生の一部を人が手助け し、その後の自然の回復作用を促進するお手入れを行います。ほとんどの方が初めての作業でししたので、手探り状態だったようですが、 徐々に作業にも慣れて きたようでした。
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今回の参加者の方の講座受講後のコメントを一部ご紹介いたします。
Sさん「全国に同じような放置された里山があります。ここが里山再生のモデルになればと思います。水脈整備中、サワガニが以前より 増えたと感じました。」
Nさん「時折、『サ ワガニだ~!』『柿を取ろう~!』と学生たちも森部スタッフも遊びながら作業します。何事も楽しまなければ長続きしません。」

今回は、20歳 前後の学生さんが多く、いつもとはまた違った新鮮さの中で活動しました。
コメントにもある通り、作業の合間にも発見や遊びを見出しながら楽しい部活動(笑)を目指しています。
次回は11月15日に再び矢野智徳さんを講師にお迎えしての里山整備講座です。ぜひご参加ください。