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第一回、ふじの自然学校レポート

2/24.いのちめぐる風土の再生塾。
無事に終了いたしました。
ご参加ご協力下さったみなさま、ありがとうございます。

矢野さんに山をみてもらって、
地主さんにもお越し頂き、
さらにはたくさんの参加者の方にまで。

スタッフ一同、感慨ひとしお。
ありがとうございます。


それではさっそく
講座のレポートをどうぞ~






2/24、ふじの自然学校『いのちめぐる風土の再生塾』開催されました。
講師の矢野智徳さんは、水と空気と光の流れに注目した独自の手法で、日本各地の荒廃した山林や農地を再生する、注目の庭師さんです。





この日はフィールドに入る前に、矢野さんが環境再生に関わってきた沖縄や関西などの事例を見ながら、矢野理論のお勉強。



土砂の崩落や泥水の流出などの様々な問題を引き起こす要因が、コンクリートで固める土木工事です。コンクリートの重みで土壌が潰されると、土の中の空気が動けなくなります。すると、本来空気によって動かされる水の流れも滞ってしまいます。更に、土の中に浸透できなくなった水は表層だけを削り、泥水となって流れ出します。矢野さんは現場で空気の流れの重要性に気がつき、それを改善する整備で成果を上げてきました。
驚いたことに下流部での空気の停滞が上流部にも影響するとのこと。紀伊半島の山林の事例では、尾根でドブの匂いがするので要因を探ってみたところ、下流で砂防ダムが建設されていたそうです。




これまでの「災害を防ぐためにコンクリートで固める」という常識とは異なる、現場で積み重ねた経験に基づく説得力のあるお話に、参加者の皆さんも興味津々。活発に質問が出ていました。





そして午後はいよいよフィールドへ出て実習です。
中央高速の橋脚の下にあたる山麓部では、沢は土石で埋まり、所々に泥水が澱んでいて、風向きによってはドブのような匂いも漂ってきます。水は全く流れてはいませんが、コンクリートの側溝が崩れていることから、大雨の時には一気に土石を含んだ水が流れてくることが分かります。



この日は、山麓から沢の詰まりを取っていくことになりました。まず、沢に堆積している倒木や枯れ枝などを取り除きます。







この木や枝は、沢の脇に積み重ねて土留めに利用。コンクリートと違い、積み上げた木は隙間を空気と水が通り抜けることが出来ます。


矢野さんがユンボをまるで手足のように操縦し、沢に堆積した泥を掻き分けていくと、あら不思議。泥の中からゴボゴボと水が湧き上がってきました。




同時に参加者は剣スコップで、上流部に向かって堆積した泥や石を掻き分けていきました。






ほんの少し前まで単なる澱んだ沢だったのに、まるでお風呂の栓を抜いたように水が流れ出し、小一時間も作業を続けると小さな川が出現!




続いて、沢を少し上に登り、かつて水田だった平坦な場所へ。地面には刈り上げたササが敷き詰められていますが、これも寝かせておくと水を吸って腐ってしまい、土の中の空気の通りも悪くなるので、参加者で束ねて木に立てかけます。その間、矢野さんはまたユンボを操縦し、通気をよくするための溝を掘っていきます。何となくじっとりと湿っぽいこの森の中。これも通気が悪かったせいなのでしょう。「ねっとりした土の質が変わって来る筈です」と矢野さん。



1時間ほどでこの作業を終え、山麓へ戻ってくると、沢を流れていた泥水が、早くも透き通った水に変わっていました!
今日の作業を経て、次回までに、果たしてこの森はどんな風に変わっていくでしょうか。


講座記事~Mr.B~





次回の講座は、3/24(日) 10時より。
同じく、相模原市緑区小渕のフィールドです。
一ヶ月後の変化を見にいらしてください。

詳細はこちらを


まる一日フルフィールドの予定です。
最後に質疑応答の時間も設けております。矢野ワールドを満喫していってくださいね。
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